見てきました。
ネタバレ、毒舌が多分に含まれてます。まだ公開からそんなに立っていないので一応隠します。今回は先にお返事を・
>>ムーミン様
コメントありがとうございます。今月中に一話は更新予定ですのでもう少々お待ちください。
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先にがっかりな所を書きます。
監督の、作品の魅せ方がひどすぎる。あれじゃこの小説のいいところが全然伝わらない。この監督は本当に原作を読みこんだのかと疑いたくなる。
特にのぼう様が変。なんで野村萬斎なの?肝心のセリフがわざとやってるのか、そうじゃないのか、明らかな狂言調になってておかしい。
それに、あの演じ方じゃのぼう様が情緒不安定な病人みたいに見える。
ちがうよ、のぼう様はぼんやりしていて、運動音痴なだけで、どっしりしているんだよ。うどのたいぼくのようなでくのぼうなんだよ。
あと、のぼう様が、なんで『のぼう様』って呼ばれていて、百姓たちに慕われているのかが、あれじゃ伝わりにくい。少し宗教染みて見える。
馬に乗れない、体術もだめ、おっちょこちょい、というある意味肝の部分を、さりげなくやりすぎてて全然その性格が活きていない。
あの小説は、マンガみたいに、各登場人物のキャラが立っているのに、中途半端にそれをやるから埋もれちゃってるの。
それとセリフの言わせ方も雑。雑なうえに萬斎さんが狂言口調だからもう色々台無し。ほかの武将たちのセリフも非常に聞き取りにくい。
そして、腰を曲げなされ、と正木丹波の朱槍をくるっと回すところ、和泉が両肩や腰に子供を捕まらせて非難させるところ、のぼう様の、わしはどこを守ろうか~?のシーンをカットされたのが本当に残念。
榮倉奈々の演技力がへったくそ過ぎて萎えた。
酒巻靭負の成宮はわりとイメージ通りだった。だからこそ、きちんと原作通りの活躍をさせてほしかった。あれじゃ、なんでわざわざ『僕は老人の将50人で十分ですよ(キリッ』って言った意味がわからなくなる。
ぐっさんは流石ああいう役をやらせると光りますね。あと、山田孝之さんと佐藤浩市さんがとてつもなくかっこよかったです。
特に丹波役の佐藤さんはもうはまり役過ぎました。
それと意外だったのか、上地雄介が演技美味かった。石田三成は知将だけど、この作品の中では、プライド高くて、功を取ろうとやっきになってて、且つ秀吉大好き!なちょっと足りないイメージがあったので、それにきっちりハマってた感じ。
あと水攻めのシーン。うん、あれは公開延期にして正解だった。むしろよく公開中止にされなかったなぁと思ったくらい。
被災地で経験していない私でもぞっとしたもの。
のぼう様を野村萬斎さん以外(野村さん事態を批判してるんじゃなくて、キャスティングを批判してるのよ?)にして、監督を井筒監督あたりにしたらもっと映える映画だと思います。
それと、最後に舞台となった埼玉の今の風景を写したところはすごく良かったです。佐間口、長野、下忍など、当時の地名がきちんと残されているのが、すごくじんわりきた。こういうの残すの大事だと思うの。
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ネタバレ、毒舌が多分に含まれてます。まだ公開からそんなに立っていないので一応隠します。今回は先にお返事を・
>>ムーミン様
コメントありがとうございます。今月中に一話は更新予定ですのでもう少々お待ちください。
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先にがっかりな所を書きます。
監督の、作品の魅せ方がひどすぎる。あれじゃこの小説のいいところが全然伝わらない。この監督は本当に原作を読みこんだのかと疑いたくなる。
特にのぼう様が変。なんで野村萬斎なの?肝心のセリフがわざとやってるのか、そうじゃないのか、明らかな狂言調になってておかしい。
それに、あの演じ方じゃのぼう様が情緒不安定な病人みたいに見える。
ちがうよ、のぼう様はぼんやりしていて、運動音痴なだけで、どっしりしているんだよ。うどのたいぼくのようなでくのぼうなんだよ。
あと、のぼう様が、なんで『のぼう様』って呼ばれていて、百姓たちに慕われているのかが、あれじゃ伝わりにくい。少し宗教染みて見える。
馬に乗れない、体術もだめ、おっちょこちょい、というある意味肝の部分を、さりげなくやりすぎてて全然その性格が活きていない。
あの小説は、マンガみたいに、各登場人物のキャラが立っているのに、中途半端にそれをやるから埋もれちゃってるの。
それとセリフの言わせ方も雑。雑なうえに萬斎さんが狂言口調だからもう色々台無し。ほかの武将たちのセリフも非常に聞き取りにくい。
そして、腰を曲げなされ、と正木丹波の朱槍をくるっと回すところ、和泉が両肩や腰に子供を捕まらせて非難させるところ、のぼう様の、わしはどこを守ろうか~?のシーンをカットされたのが本当に残念。
榮倉奈々の演技力がへったくそ過ぎて萎えた。
酒巻靭負の成宮はわりとイメージ通りだった。だからこそ、きちんと原作通りの活躍をさせてほしかった。あれじゃ、なんでわざわざ『僕は老人の将50人で十分ですよ(キリッ』って言った意味がわからなくなる。
ぐっさんは流石ああいう役をやらせると光りますね。あと、山田孝之さんと佐藤浩市さんがとてつもなくかっこよかったです。
特に丹波役の佐藤さんはもうはまり役過ぎました。
それと意外だったのか、上地雄介が演技美味かった。石田三成は知将だけど、この作品の中では、プライド高くて、功を取ろうとやっきになってて、且つ秀吉大好き!なちょっと足りないイメージがあったので、それにきっちりハマってた感じ。
あと水攻めのシーン。うん、あれは公開延期にして正解だった。むしろよく公開中止にされなかったなぁと思ったくらい。
被災地で経験していない私でもぞっとしたもの。
のぼう様を野村萬斎さん以外(野村さん事態を批判してるんじゃなくて、キャスティングを批判してるのよ?)にして、監督を井筒監督あたりにしたらもっと映える映画だと思います。
それと、最後に舞台となった埼玉の今の風景を写したところはすごく良かったです。佐間口、長野、下忍など、当時の地名がきちんと残されているのが、すごくじんわりきた。こういうの残すの大事だと思うの。
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