久しぶりにブックオフで本買いましたー。
司馬遼太郎さん4冊と前から読みたかった北方謙三さん2冊。
相変わらず偏ったラインナップです。

そしてどうでもいい話ですが、うちの母親はブックオフの事を何故か『ブックオ』という良くわからない略称で呼びます。ブックお( ^ω^)。

とりあえず、庄九朗(のちの斉藤道三)がお万阿を虜にしてお宿から去ったところまで。読む速度落ちてて泣ける。
読む前の自分の斉藤道三という人物像は、あの濃姫のお父ちゃんだし、なんとなく豪放磊落というか、大胆で即断即決でトントンと物事を進めていくという物だった。
ここまで読んでみると、ちょっとそれに近い感じ。
物凄い自信家(実際それを裏付けるだけのステータスを持ってる)で、必要な冷酷
さを持っていて、長期的に物事を見られる策略家で、女にも男にも好かれそうな、そんな人。



前から思っていたのだけど、司馬遼太郎さんの、所謂濡れ場のシーンの描き方が凄い好きだ。
濡れ場そのものというよりは、そこに至るまでの男女の駆け引きが好き。
絵に描きこしてしまうとただのエロ漫画に成り下がってしまう。文字だけで表現しているというところが引き込まれる。
下品な言い方をしてしまうと、『最中』の表現よりこう、物凄く艶かしいんだ。読んでいてある意味本当にドキドキするし、映像見るよりもその時光景がありありと見えるのよ。
薄い本とか読んでいる時のハァハァとは全く別物、別次元。此処重要。

これだけ書くと私が単に官能小説好きとかいやな誤解されそうなので、弁明しておくけど、単純に歴史小説が好きで、その歴史小説家の中でも司馬遼太郎さんが好きなだけです。理由を聞かれると何と応えていいのかわかりませんが、硬い文章なのに読みやすいし、視点が偏ってないところかしら。
特に『関ヶ原』なんかは、三成が一応中心だったけれども、決戦時の島津や吉川ら、敵方の心情なんかも凄い書き込まれている。
この本読んで安国寺恵瓊に惚れました。

さてさて、これからじっくり読破していきますぜ。



★私信★
>>み
ありがとー!お姉ちゃんも面接頑張って!

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