卒師は通りました。たぶん。
あとは本番を残すだけ。
というわけで、発売日に我慢して買わなかったワンピ最新刊。

いやーもう、麦わら海賊団がチートやな。フランキーなんか特に。もう何何だよお前。
それでも、今回は何時も以上に皆かっこよかった。
ブルックかっこいいマジカッコいい。ロビンさんも色気と大人の女の格好良さ全開でたまらん。
なにより、サンジがワダツミを倒したときの台詞と絵のマッチがもう・・・!
萌とかのキャー!っていうより、純粋にうおおおかっけええ!ってなったよ。


しかし話の内容は非常に重い。

気になった台詞をちょっと抜粋していくと

「おい人間!おれはお前たちを見るだけでムシズが走る!!例え命を削っても、どれほどの犠牲を払っても!俺は必ず人間への復讐を果たす!!」


「己の聖戦が正しくある為、人間が良い者ではないことを願っている!
 こいつらの恨みには『体験』と『意志』が欠如している!実体の無い空っぽの敵なんだ!!」


「歴史を忘れるな!死者達の無念を想像しろ!恨みを引き継げ!!」

「これは聖戦!準備を始めろ!命の限り人間を殺す準備を!!
 俺たちは選ばれた!復讐という『正義』を受け継ぐために!!」


「死者たちの無念は死者達のもの。‘怨念’は生きる者が勝手に生み出し増幅させる幻!!」

「イカレるのも人間がそうさせた!逃げるな!怒りは全て人間に向けろ!魚人族に降りかかる全ての災いは人間に起因している!」

「ホントの人間ってそんなにコワイの?」
「自分の目でごらんよっ!そうでなけりゃ、何を言う資格も無いんだよ!これから何が起こっても真っ直ぐな目で見なきゃいけないよ!」



人間と魚人を色んなものに置き換えると・・・・。
ホーディがアーロンたち(実際に人間達から害を受けた)の話をただ聞いて『人間を恨め、憎め』という言葉にどんどん取り付かれていく、一種の洗脳染みたあのシーンは正直怖かった。
ある意味現代社会を思いっきり風刺している。

ただ、乙姫側の、『恨んではいけない』という言葉だけはどうしても納得はできないんだよなぁ。実際にやり返したり、復讐するのはいけなくても、せめて恨むこと位はさせてもらいたいって思ってしまう。だって身内がいたらどうするんよ。
歴史を忘れるのもいけないけどね。勿論、あることない事ごた混ぜにして教えることもね。
このシリーズは、出来れば日本語のままでいろんな国の人に読んでもらいたい。本当に。

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