訃報

2011年9月6日 御犬御猫騒動
本日午前6時10分頃、我が家の雌ネコ、ナスが息を引き取りました。享年13歳


ナスは今年の5月位に、脾臓だけが肥大する謎の状態になりました。
その脾臓肥大による赤血球の破壊が異常亢進し、酷い貧血に。脾臓の腹部圧迫もあってろくに食事も出来なくなった。
一時諦めムードになったのですが、一か八か13歳という老猫が全身麻酔で脾臓の全摘という大手術に挑む事に。

結果は先生自身も驚く程無事に成功。
術後の回復も、化け猫呼ばわりされる程よく、セミの狩りもするまでになりました。

しかし、8月に入ってから急に、今度は体中のリンパ腺が腫れだしました。
その中でも何故か腸付近のだけやたら大きくなってしまうという事態に。

先生に、原因は手術してみないとわからないと告げられ、私は手術をして欲しいと頼んだ。例え手術をして物凄い回復が望めなくても、『今』ご飯を食べようとする、つまり、生きようとする気が彼女にあるのなら、少しでも楽にしてあげたいと思ったからです。
ですが両親は反対しました。
何も治療を施さなかった場合、秋は迎えられないだろうというのが先生の見解でした。


日に日に食欲はなくなり、水も飲めなくなって、最終的には一日中床でゴロンと寝たきりの状態に。

そして今朝、私が洗面台で顔を洗っていると、ふいに玄関から変な音が聞こえ、行ってみるとナスが血混じりの腸の内容物を大量に吐いた。
慌てて母を起こしたのですが、もう一目見て『駄目』だと悟り、そのまま息を引き取るまでそばにいました。


不思議なくらい冷静です。実習中もいつも通りでした。


実習が終わって帰宅後すぐに庭に埋葬したときは流石にボロボロ泣いたけど。


取りあえず彼女に言いたいのは

13年間ありがとう。

ということです。

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