この前図書館に行ったとき、例の如く『ご自由にお持ち帰りください』コーナーから遠慮なく頂いたもの。

他に

『水辺の化学』:鈴木静夫
『Xに対する逮捕状』:フィリップマクドナルド
『動物園と私』:朝倉繁春
『雨の匂い』:樋口有介

をもらってきました。
新しい著者やジャンルに手を着けるときはこういう所を無駄なく利用します。


で、今日気分転換にこの『僕と先輩のマジカルライフ』を読みました。







…微妙。







ここまで読後感が『微妙』としか言い様のない本もある意味珍しい。
全体の疑問点を登場人物のキャラ性で無理矢理言いくるめてるきがしてならない。

まぁでもそれなりに美味しい要素もあったわけですが。







以下ちょいちょいネタバレしつつ口を挟む





そう訊くと黒川さんは照れくさそうに頭をかいて言った

「俺は女に興味がないから」

…僕はスッと黒川さんから身を離す




勝手に笑い所だと捕らえる




なぜか、僕は長曾我部に懐かれてる


先輩を呼び捨てにする快斗。
いままで色んなキャラの主人公の本読んだけど、ここまでクソ真面目だと面白みがない。
と思っていたところでこの文。



というかこの本の疑問点は

・なんで長曾我部に一番懐いてる春菜が長曾我部の明らかな二重人格につっこまなかったか。

・結局長曾我部が二重人格であることについては何一つ追求していない。

・果たして長曾我部×快斗なのか快斗×長曾我部なのか(うおおおい)




『謎は謎のままの方がいい』というコンセプトはあまり好きではない。

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