今日、40年近く前からあった駄菓子屋さんが閉店してしまった。

足の悪い奥さん一人で静かに営んでいた、本当に昔ながらの駄菓子屋さんで、私は小さい頃からしょっちゅうお世話になってた。
家の周辺には駄菓子屋はこの一軒ぐらいしかなく、団地のすぐそばだったので、昔から近所の子供たちの一種の拠点にもなってた。
10年ほど前に改築して新しくなった後も、いろんな人が奥さんと話に来たり茶菓子を買っていく風景は変わらない。

閉店のお知らせを聞いたのは今月入ってすぐで、その時はなんともいえない寂寥感を覚えた。
今日は母と二人で挨拶もかねてその駄菓子屋に最後の買い物に出かけた。
すると、やはり家のお向かいの人も閉店の今日、お孫さんを連れて挨拶に来ていた。
他にも小学生と見られる男の子が数人来て駄菓子とジャンプを買っていった。彼らは今日が閉店日だと知っていたのだろうか。

店の奥さんは、しばらくは足の治療に専念するために病院に通うらしい。



明日から店のシャッターが閉まりっぱなしになるのが未だに信じられない。

あー。もう、記事かいてたらパソコン画面が歪んできたぞ、ちくしょう。



title song by GARNETCROW -やさしい雨-

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