たわしの親父　（私信あり）

って、要するに通常よりでっかいたわしの事でいいんですかね、大T教授。

地誌学概論を担当するのは我が地理学科最年長の大T教授。今年で69歳。
でもとてもベビーフェイスで、スーツ着てしゃきっとしてるのでもっと若く見える。

だけど機械に弱い。
普段は黒板に板書する、高校の先生っぽい進め方なのだが、いざパソコンとか周辺機材使うとフリーズされます。

この前はパソコンにDVD入れてそれをモニターに写してVTRを皆に見せようと、パソコンの前でなんか色々やってたのですが、数分後くらいに『なんか、やり方がよくわからないのでまた今度にします』とさわやかに流しました。

今日も、ボタン一つで窓やカーテンの開け閉めが出来たり、ホワイトボードを移動できたり、2大スクリーンの操作が出来たりする、うちの大学では割と最新の教室で講義。

『蒸し暑くなるかもしれないけどカーテン閉めます』
といってボタンを押したら教授の背後のホワイトボードがそ知らぬ顔でウイーンと上昇。
教授はカーテンを見つめっぱなしでぽかーん。
ふと後ろに振り返って間違ったことに気付くと何事もなかったかのように押しなおす。

そのマイペースっぷりが好きです教授。

あと、この教授は喋り方がすごく穏やかなのにちょっと間違えると豹変する。

『面白い物ですね、同じ中国人なのに韓国人と…あ、ちがった韓国人じゃねぇや、あーなんつったっけかな』

いきなり男前になる。

ちなみに「たわしの親父」は今日の講義の最中に教授が言った言葉。
子供のころ竈の煙突の掃除をするときにこの「たわしの親父」を使ってたとかなんとか。

地理学科の癒し代表大T教授は今日もかわいいです。

★私信★

>>夏蜜柑様へ

おお、こちらでは初めまして。
こんなしょうもない日記にまで来て頂けるとは〜！

で、出会えてよかっただなんて…お恥ずかしい。
私なんて、とても自堕落な生活を送っているただのひきこもりですよ。
むしろ私を反面教師にすることをお勧めします（笑）

ではでは、コメントありがとうございましたー！！