3日目

2007年6月27日 日常
午前中はマングローブ林を全員で見に行く。
10時くらいにグループ別行動で各地に散らばり調査開始。

私とW君は狩俣というところで最初に下ろしてもらい、地図を頼りに井戸を探す。

しかしそう簡単には行かずやむなく近くの中学校に聞いてみる。

偶然話しかけた方がその学校の校長先生だったらしく、事情を説明したら「じゃあいいものコピーしてあげるから、中入りなさい」と学校の中(職員室)に入れてもらい、文化財分布図という、各井戸・湧水の位置が出ているなんとも最強武器的なものをコピーしてくださった上に冷たいお茶までいただきました。

宮古島の人の優しさに泣きそうになった。本気で。

その地図を見ながら周囲を徘徊してようやく井戸を見つける。
水位が低かったので、W君がうつぶせになって腕を伸ばして機材をつける。上から私が記録を取って、先生の車が来るまでその場で待機。

通過して行く車の運転手の、何か変なものを見る目がいちいち痛かった。

その後、今度は人気のない農道付近に下ろしてもらい再び炎天下の中、いただいた地図を頼りに湧水を探す。

ところがここでもハプニング。

地図上では養鶏場の斜向かいにポイントがあるはずなのに、地図と全く正反対の位置に養鶏場が建っていた。(つまり井戸があるはずの場所に養鶏場が建ってた)

養鶏場のおじさんに聞いてみたら、数年前に農地開発と養鶏場の移転のために井戸は潰してしまったとのこと。

今は、この周辺ではひとつしか残っていないよといわれ、その場所を教えてもらう。

「看板があるからすぐわかるよ。」

と最後に見せたおじさんの笑顔は忘れない。

しかし、その教えてもらった道順をたどっていったのだが看板が見つからない

時間もなくあきらめかけたのだけど、相方のW君がせっかく回ったのにデータが取れないのは悔しいと、根性で近くにいた農家の方に話しかけたら、なんとその場所までトラックに乗っけてもらえた。
しかも荷台です。初体験、わーい。(違反だけど)

おじさんに運んでもらい無事にデータを採取。

暑さにバテながら再び先生の車に拾われ宿屋へ。

疲労困憊で夕食にはほとんど手をつけられなかった。
ちなみにW君は何事もなかったかのように海に泳ぎに行った。

早く寝たかったのだけどミーティングが長引き午前2:30に就寝。

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